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地方競馬のちょっと裏側(雑談)

UPDATE
2021.02.08

今馬券が売れているが、明らかに巣籠需要だろう。

しかし脚光を浴びれば浴びるほど暗い部分も増える。

笠松競馬が現在休止中。

簡単に言えば八百長だが実際はインサイダーの側面性が高い。

JRAと地方競馬では馬券購入するという視点では同じだが、馬主視点ではまた異なる。

笠松競馬で言えば

1着賞金が平均30万(平場)

出走手当8万 ※レースで無事ゴールすれば

預託料1か月約18万

月2回開催

馬主にも簡単に3種類存在する。一般馬主、プロ馬主、大馬主(大金持ち)

笠松競馬には大馬主は基本いなくて多くのプロ馬主がいる。

プロ馬主は経営主体で馬主稼業をしている為に赤字を避ける為、月二走は命題だったりする。

基本的に一般馬主も同じなんですけど(笑)

簡単に月2走できれば8万×2で16万+着賞金で2回走れば損は殆どないが、調教師との預託料交渉で15万まで下がれば黒字が確定したりする。10年ちょっと前までネット投票もなく競馬場が低迷していた時代は馬集めにも苦労していた訳でプロ馬主の力も必要だったみたい。

当然預託費を削れば経費を削らなければいけないし、レースだって手を抜くことも必要になってくる。多少ケガしていても1周して来てって感じに。そんなことは一般の人が知る訳ない。

近走成績良くて人気になりそうな馬も事情によっては1周回ってくるだけってこともあるから、その辺の情報で馬券購入して利益を出していたみたいな。

地方馬主は競走馬を休養に出すとその分丸々赤字になるが、レースさえ走っていればそんなに赤字にならない。

地方馬でも高い休養先だと月30万取られるが、安い所だと18万程度。安い分だけ休養明けの仕上がりが悪いがレースを使いながら心肺機能を戻していくっていう感じで経済重視になりがちだったり。

賞金の安い競馬場や南関東の下級クラスだとレースに使うことが優先になる

そこの部分がどうしても八百長みたく見えてしまうのだろう。

2020年で一番レースを使った地方プロ馬主は3700回(全国)

出走手当だけで収入約3億円ww+賞金

しかし馬券売り上げ好調→賞金上がる→馬主増える→馬房不足→預託困難→レースに出れない馬達も増える

といった形になってきていてプロ馬主も簡単にはいかない時代に

レースに出れない可能性が増えると比較的しっかり仕上げていくことも多くなって公正に近づくって感じに

地方競馬もネット時代になり馬券が売れるもレース内容を検証されやすくなって変革の時なんだと思います。

体質はビックリするくらい古いのでww

現在活況だからこそルール作りが大切です。調教師の親族3親等までは馬主にはなれない(昔はそうだったらしい)やインサイダー(そもそも馬券買ってはいけない)の発覚で除名等

笠松競馬から案内はまだなくて、話し合いもかなり難航してるみたいです。

話しが長くなってしまうので簡単に書きましたが、高額な競走馬でなければそんなに赤字にならないのも地方馬主ですが、その分だけ公正競馬との距離があるのかもしれません。

※JRAでは1着の馬から一定のタイムを離されると出走手当が半分+一定期間出走できません。それによってキッチリ仕上げていかないと大赤字になります(笑)回ってくれば良いとは言えない

地方競馬とJRAでは馬主マネジメントが全く異なります。言い方を変えれば馬券予想も異なるということです。

5年やって勉強になりました(笑)

いつかJRA編も書きますww

 

 

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